製造部2課で課長を担当しています。

具体的には、グラビア印刷機の副機長としてオペレーター業務に従事しております。機械の運転作業と仕上がりの最終確認が主な仕事で、その他資材の在庫管理やコーティング剤の配合も行っています。

機械の操作は大きく分けると4段階あります。最初の5年目ぐらいまでは、1～2段階目のフィルムの巻き出しと巻き取りを担当していました。6年目以降は、3～4段階目である実際に機械を運転する作業の担当になり、ストロボで照らしてフィルムを確認する作業や、お客様と一緒に最終的な色の仕上がりを判断する作業なども行っています。

高校卒業後に車関係の会社に4年ほど勤めた後、ご縁があってこの会社に転職しました。

私は学生時代から卓球に打ち込んでいまして、卓球に割く時間も大事にしたいと思っています。12年ほど前にこの会社に入社しましたが、プライベートにもしっかりと時間を使えるというのが私が長く働けている大きな理由の一つです。

全員で20数名という人数が少ない会社なので、上司と部下の距離感も良い意味で近いと思います。もちろん仕事の時はテキパキと取り組むところはありますが、いろいろな人と関わりを持つことが多いので、コミュニケーションが取りやすく仕事がしやすい環境ですね。

「印刷」というと皆さん紙を想像されると思いますが、弊社はフィルムに印刷をするという少し特殊な仕事で、一定の技術が必要です。私自身、印刷機のオペレーターをやって12年目になりますが、「まだまだ技術を向上していく必要があるな」と感じるところがたくさんあります。お客様と接する機会が増えていくと、その分知識や経験も増えていきますし、そういうところがやりがいだと感じます。

お客様に立ち会っていただき一緒に色を確認する校了という作業があるのですが、その際に「この色にしたい」というこだわりを持っているお客様もいらっしゃいます。その作業を何時間も続けて行うことがあるのですが、お客様からOKをいただけた時は達成感がありますね。色見本と照らし合わせながら感覚で色を合わせていくのですが、人それぞれ違う目を持っているので、上手く擦り合わせていくのが難しいところではありますね。

管理職という立場なので、製造部2課のメンバーのスキルアップを目標にしていきたいと思っています。

色の仕上がりは気温や湿度といった不確定要素で変わってしまうこともあるので、何よりも現場経験が大事です。経験を積むことには終わりがないので、個人としても今持っている技術を伸ばしていきたいと思っています。

奥さんや子供とどこかへ出かけるか、卓球をしています。卓球が一番と言うと奥さんに怒られそうですが（笑）家族で過ごす以外はほぼ卓球の練習ですね。 卓球については社長の公認もいただいてるので、自分の中では仕事とプライベートのバランスが取れています。